こんばんは! 株式会社Lentreeの田守那瑠です。 本日は私が「エシカル消費を促す上で大切にしていること」について述べていくので、読んでいただけますと幸いです。 前回は、田畑の「社会秩序を保つために“エシカル”が必要」についての投稿でした。
そもそも私がエシカルに興味を持ったきっかけとして、カンボジアでの経験があります。 私は、カンボジアへ渡航した際に、物質的に豊かとは言い難い子供たちと沢山出会い、 その子供たちが「物乞い」や決して購入したいとは言うことが出来ないような キーホルダーの販売をしているカンボジアの現状を目の当たりにしました。 ただそこで出会った子供たちは、どこか幸せそうで、私に向ける笑顔はとても無邪気な笑顔でした。 私とかけ離れた環境下でも、とても幸せそうな子供たちに心惹かれ、 その時から私は、「この現地の子供たちの笑顔を守りたい」という想いが芽生えました。 この経験から、私は途上国への支援を取り組み始め、 コロナ禍で日本に居ながらも貢献することができる取り組みとして、 「フェアトレード商品」のプロモーション活動を始めました。 そのため私は、「貧困問題」をきっかけに社会課題を調べていくと 様々な社会課題があることを知り、「フェアトレード商品」のような人への配慮をした消費行動だけでなく、 環境への配慮、社会への配慮をした消費行動も含む「エシカル消費」と出会いました。 このような経緯で私は、「エシカル」に興味を持ち、エシカル消費が当たり前の世の中を作りあげるために活動しているのです。 少し長くはなりましたが、ここからが本題です。 私が、エシカル消費を促す上で大切にしていることは、 背景に共感していただいて「かわいそうだから」という支援的な意味合いで購入するのではなく、 「かっこいいから」「可愛いから」というような商品そのものに価値を感じて購入していただくことを大切にしています。 この考え方が大切にしている理由は、1つです。 「支援的な意味合いでの消費行動は、本質的な課題解決に繋がらない」からです。 支援的な意味合いでの消費行動は継続的な消費には繋がらず、寄付と変わらない行動になってしまうのです。 そのため私は、社会課題を解決するためにエシカル消費を促すのであれば、 商品そのものに価値を感じてもらった上で、購入していただくことが大切であると考えているのです。 この考え方を大切にして、私はエシカル消費が当たり前の世の中を創り上げ、カンボジアの子供たちの笑顔を守り続けたいと思います。 今回は、以上です! これからも私は、哲学的な話ではなく、私自身の気持ちを発信し続けることができればと考えていますので、最後まで読んでいただけると幸いです! 引き続きよろしくお願いいたします!